ミュージシャンが一番かけている音楽活動費は「楽器・機材費」、もっと削りたい費用は「スタジオ代」!

先日、カナデルームが行なった社会人ミュージシャンに向けたアンケートの結果をご紹介します。小規模なアンケートながら、練習環境や音楽活動周りの金銭事情など、みなさんの普段の音楽活動が垣間見える結果となりました!社会人ミュージシャンのみなさんは、ぜひご自身と比べてみてください。

社会人ミュージシャンはどんな音楽ライフを送っている?

まず最初に、回答者の年代と弾く楽器を見てみましょう。以下のとおり、30代を中心とした10~50代のみなさんにアンケートにお答えいただきました。
ミュージシャン 音楽活動費

みなさんがメインで弾く楽器を見てみると、エレキギターやエレキベースを筆頭に、木管・金管・弦・鍵盤・打楽器、DTM、声楽・ボーカルまでさまざまな楽器の方がいらっしゃいました。

    回答者がおもに弾く楽器

エレキギター 5
エレキベース 5
木管楽器(フルート,クラリネット等)   3
アップライトピアノ 2
グランドピアノ 2
弦楽器(バイオリン,ヴィオラ等)  2
金管楽器(トランペット,コルネット,ホルン,トロンボーン等)   2
木管楽器(サックス等)  2
金管楽器/低音系(バストロンボーン,チューバ等) 2

マリンバ、グロッケン

1

声楽、ボーカル

1
DTM   1
電子オルガン 1

普段の練習は自宅派が半数以上

まずは、普段みなさんがどこで練習しているのかお聞きしてみました。もっとも多かったのは「自宅・友人宅」。半数以上の方が自宅や友人宅で練習を行っているようです。自宅や友人宅なら移動時間や費用もかからないので、忙しい社会人ミュージシャンにとっては当然と言えば当然ですね。続いては「一般のスタジオ」。自宅で練習できない人やバンドの練習には欠かせないスタジオですが、やはり費用面での負担が大きいことがデメリットといえるでしょう。

ミュージシャン 音楽活動費 練習場所

社会人ミュージシャンの音楽活動の内容

次に、社会人ミュージシャンがどんな音楽活動をしているのか聞いてみました(複数回答)。結果は以下のとおり。「自宅での楽器練習、音楽制作、レコーディング」をベースに、ライブ活動やレコーディング、ソロライブ活動や他のミュージシャンやバンドのヘルプ、楽器レッスンの受講など、社会人ミュージシャンは広範囲の音楽活動をしていることが分かりました。

 ミュージシャン 音楽活動費

1か月の音楽活動費は1万円以内が半数

続いての質問は「1か月にかけている音楽活動費」について。以下のように「1万円以内」が約半数を占めていました。続く「2万円以内」が30%弱、「3万円以内」が約14%。1か月に遣う音楽活動費が「4万円以内」「それ以上」という何ともうらやましい人は、合わせてわずか7.2%の方々しかいませんでした。

ミュージシャン 音楽活動費

一番かかる音楽活動費は楽器・機材代

以上のように、社会人ミュージシャンの約半数が1か月1万円で音楽活動を行っていますが、そのなかで一番かかっている費用は何でしょうか?それは約半数の14名が答えた「楽器・機材代(メンテナンスを含む)」でした。その次にかかっている費用が「スタジオ代」で、全体の4分の1となる7名の方が答えました。

ミュージシャン 音楽活動費

もっと削りたい音楽活動費はスタジオ代!

限られた費用のなかで音楽活動に励む社会人ミュージシャンの方々。彼らがもっと削りたい音楽活動費は何でしょうか?その答えは以下のとおり「スタジオ代」でした!続く「交通費」の2倍の方々が「もっとスタジオ代を削りたい」と答えています。

ミュージシャン 音楽活動費

以上から、社会人ミュージシャンにとって一番費用がかかる費用が「楽器・機材代」でありながらも、もっと削りたい費用ではないことが分かりました。やはり、楽器や機材は音楽そのものの根幹にかかわる大切なもの。「ミュージシャンとしてこれだけは譲れない!」という方が多いのではないでしょうか?ゆえに、音楽そのものに影響のない「スタジオ代」「交通費」が予算削減のターゲットにされたようです。少ない回答数ではありましたが、社会人ミュージシャンの方々のこだわりが垣間見える結果といえますね!

スタジオ代を削るには、安いスタジオを探してみるのも一つの方法。が、安いスタジオの設備や機材はみなさんご存知のとおりです。それよりも、楽器が弾ける楽器可賃貸や防音マンションを探してみてはいかがでしょうか?ぜひ、カナデルームであなたの音楽活動に合うお部屋を探してみてください!

この記事を書いた人

編集部 中根
編集部 中根 さん

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